※題材は「土用の丑の日」です。
下描きをもとにペン入れをしていきます。
ペン入れに使う道具
ペン入れはつけペン(漫画家さんが墨汁つけて描くやつ)を使いたいところだけど、手間と私の技術を考慮し、ミリペンでやってます。
ペン立てがトマト缶なのは気にしないでねー。
主婦の知恵ですからっっ。
ペンはメーカーとか太さ違いでいろいろあるけど、有名どころではコピックとピグマが多し。
最近よく使う太さは、主線は0.3mm、細かい所は0.1mm、0.05mm、あとは描き文字に0.5mm、フェルトペンとかかな~。いろいろ模索してます。
あと今回は出番がありませんが、雲型定規、楕円定規、円定規を使う時も。
定規の形は各メーカーいろいろあるので、お好みでいいと思うのですが、私は原稿が汚れないよう、インクエッジ付きのものを選んでいます。
いざ、4コマ漫画のペン入れへ
さて、下描きしたものをトレース台を使って、別の用紙にトレースしていきます。
こちらの用紙も下描きの時同様4コマ漫画の枠線を印刷したもの。
普通は定規を使って自分でひくのでしょうが、私は枠線引きが苦手なので印刷してます。
フリーハンドで味のある線をひく方もいらっしゃいますし、その辺はお好みで。
下描きの時にうまくコマの中に入れられなかったものも、ここで位置を上下左右、時には反転させるなど調整しつつペン入れしていきます。
まろんは特に慎重に!
シーズーのふわふわ感を出しつつ、ボサ子にならないように。
まろんのまつげと鼻の上のぽわぽわは、この時点で描いてしまうとこの後の目や鼻の修正時に邪魔になるので、修正が終ってから最後に描き足します。
ペン入れ完了しました!
左が下描きの4コマ漫画、右がペン入れした4コマ漫画です。
見直しは裏からがおすすめ
でもまだまだ終わらない。
ペン入れが終ったら裏からも再確認!!
表からでは分からなかったおかしな箇所が見つかったりします。
きっちり修正しましょー。
修正したとこを表からペン入れして終了~♪
そうこうしていると…。
やばっ、まろんが起きてきた。
もうちょっと、 もうちょっとだけ待ってぇん~。
次のベタへ進みますっ!