4コマ漫画の描き方 第2回「下描き」

※題材は「土用の丑の日」です。

ネームをもとに下描きをしていきます。

下描きに使う道具

使っている道具は普通にシャーペンと消しゴムですが、あえて言うならばこの消しゴムだけはかかせない。

下描き1

中身が詰め替え式なので表面はだいぶボロくなってますが。

なんとコレ、先が2.3mmの消しゴム!

私は下描きを結構描き込む方なので、ピンポイントに消せるこの消しゴムがなかったら「漫画描けないー!」ってほど愛用しています♪

あとはトレース台も今となっては必須アイテム。
下描き~カラーまで、何かと出番があります。

それでもちょっと高価なものだから、なかなか購入に踏み切れないという方も多いでしょう?
そういう時は…
「明るい日中は窓ガラスにへばりついて太陽光でトレース!」
「暗い夜中はガラステーブルの下に電気スタンドを置いてトレース! 」
で、代用しましょー!?
えぇ、私も昔はそうやってましたヨ。。。

いざ、4コマ漫画の下描きへ

さて、いよいよ4コマ漫画の下描きに入ります。
紙はコピー用紙に4コマ漫画用のコマ割りを1本印刷したもの。

下描き3

なんで1枚の紙に4コマ漫画を2本描かないの?と言われそうですが。

昔は2本描いたんですが、2本だとこの後の工程で失敗した時のリスクが大きいのと
その後の管理のしやすさで1枚につき1本にしています。

あとは描いた絵が失敗ではないけどイマイチかなー?という時に2つ目の絵を右の余白に描いてみて、良く描けた方を採用したりします。だからまぁ、無駄にはなってないかな?
ま、あくまで下描きなのでそのへんはお好みで。

さて、下描きは気のすむまでじっくり絵を描いていきます…… と言いたい所ですが、そんなことしてたら多分永遠に完成しないと思うので時間を見つつ、今の自分にできる最大限の力を振り絞って。

1コマ目のまろんちゃんは愛をこめてかわいく♪

下描き4

2コマ目で描きづらいのが右向きの夫の顔。
右向きの顔を描くのが苦手な人が多いと言われますが、私もそうです。

こういう時はトレース台を使って裏から描きます。
そうすると描きづらい右向きの顔が描きやすい左向きの顔に♪

下描き5

で、表からなぞればOK! これは有名な技ですね♪
ひと手間かかりますが、その方が結局早い! 急がば回れ!!

今回の最大のポイントが3コマ目のうな重。
タイトルこそ「土用の丑の日」だけど、漫画の中にどこにも「うなぎ」「うな重」というセリフがないので、ここは本物らしいうな重を描きたいところ。

下描き6

うーん、こんなもんかな?
あとは色の塗り方で勝負!!

4コマ目もちょっと複雑。
うなぎ屋さんで食べてる絵。
コマが小さいから描きづらいこと描きづらいこと。

下描き7

「いただきます」のセリフは少し大きいフォントにする予定なので、フキダシもやや大きめに。

下描き、完成しました~♪

下描き8

見直しはしっかりと

そして最後によーーーっく見直し!
これ非常に大事です。

  • 何かを描き忘れてる。
    描き忘れは後で描き足せるけど、何事も早期発見が無駄がないです。
  • あるコマとあるコマで左右が違う。
    物を持つ手とか、髪型の分け目とかの凡ミス。
    気づかずブログに載せてしまうと、後で気づいたときに恥ずかしい思いをします。
  • 背景が異次元の世界になっている。
    これは描きたくても描けないという場合もあるので、自分の力量で。

できたら下描きを終えた翌日に見直しをするのがおすすめです。
一日開けると頭がクールダウンするんでしょうか、なぜかいろんなアラが見えたり、間違いに気づいたりするのよね~。

ところで、この間のまろんはというと…

ねむねむするシーズー犬まろん

まろんのぽんぽんにすりすり♪したい欲望を抑えつつ、ねむねむしてる間に次のペン入れへ急げ~~。